ロシア、ウクライナ紛争の解決に向けた用意があると表明

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(VOVWORLD) - ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官は、最終合意は、現在の危機を招いた根本的な問題に当事者が向き合う場合にのみ可能になるとの見解を示しました。
ロシア、ウクライナ紛争の解決に向けた用意があると表明 - ảnh 12025年11月26日、ロシア・モスクワで記者会見に臨むセルゲイ・リャブコフ外務次官(資料写真:REUTERS/Anastasia Barashkova)

ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は26日、ロシアはウクライナ紛争の解決プロセスに全面的に取り組む用意があると述べました。そのうえで、ロシアとアメリカは合意に向けて一歩近づいているとの認識を示しつつ、外部から期限を押し付けるべきではないと強調しました。

リャブコフ次官は、ロシア国営テレビの番組「60分」に出演し、ロシアには紛争解決を前進させる十分な善意と準備があると表明しました。また、最終合意は、現在の危機を招いた根本的な問題に当事者が向き合う場合にのみ可能になるとの見解を示しました。

一方、アメリカに駐在するベトナムの声放送局(VOV)の取材によりますと、12月28日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、アメリカのドナルド・トランプ大統領とフロリダ州で会談し、領土問題について協議する予定です。領土問題は、ロシアとウクライナの和平合意における最大の障害とされています。ゼレンスキー大統領が今年、トランプ大統領と会談するために訪米するのは今回で4回目です。

ゼレンスキー大統領は記者団に対し、年内に多くの事柄が決定される可能性があると述べ、ドンバス地域の情勢やザポリージャ原子力発電所といった敏感な問題が、合意内容に含まれる見通しだと明らかにしました。

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