会議は、「文化は基盤、情報は導きの流れ、スポーツは力、観光はつながりの架け橋」をテーマに開催されました。
会議に出席する代表者(写真:Lại Hoa/VOV) |
会議でチン首相は、民族的アイデンティティに富んだ先進的なベトナム文化の発展を図るとともに、人間の全面的な成長を通じて、文化が社会生活の隅々にまで浸透し、確かな精神的基盤、そして発展を支える内なる力となるよう取り組む必要があると強調しました。
来年に向けては、「思考の刷新・果断な行動・実質的な成果」という精神のもと、第14回党大会決議を効果的に実行し、「文化は深く浸透、メディアは広く発信、スポーツはさらなる高みへ、観光は飛躍的発展」を推進するとともに、文化・スポーツ・観光分野の発展空間を積極的に創出していくべきだと述べました。
会議で発言に立ったファム・ミン・チン首相(右)(写真:Lại Hoa/VOV) |
また、チン首相は、各分野の持つ特別な役割について言及し、文化は国家の「ソフトな境界線」、スポーツは民族の意志と力の象徴、観光は友好と平和をつなぐチャンネル、メディアは党・国家と国民を結ぶ架け橋であると指摘し、次のように述べました。
(テープ)
「私たちは、豊かな民族文化とベトナム人の知恵を最大限に生かし、民族文化を発展させ、国際社会へ発信していかなければなりません。同時に、世界文明の精華をベトナムへ吸収することも重要です。加えて、スポーツ分野では突破口となる発展を生み出す必要があります。始めなければ、終点は決して来ません。発展への投資に終わりはないのです」
さらに、チン首相は、文化・スポーツ・観光分野が今後も力強く刷新を続け、これまでの伝統と成果を生かしながら、国の力強く持続的な発展を支える確かな基盤づくりに貢献し、国民に豊かで幸せな暮らしをもたらすことへの期待を示しました。