タイとカンボジア、攻撃停止で合意 国防相会談

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(VOVWORLD) - 両国をめぐる情勢は、今年5月以降、国境問題を背景に緊迫していました。7月には衝突が発生し、5日間で兵士ら30人以上が死亡しました。
タイとカンボジア、攻撃停止で合意 国防相会談 - ảnh 12025年12月27日、タイ東部の国境検問所で停戦合意文書に署名するタイのナタポン国防相(右)とカンボジアのティア・セイハ国防相(写真:Agence Kampuchea Press/REUTERS)

タイのナタポン国防相とカンボジアのティア・セイハ国防相は27日、タイ東部チャンタブリ県の国境検問所で会談し、国境地帯での軍事衝突をめぐり、双方が同日正午(日本時間午後2時)から攻撃を停止することで合意しました。カンボジア国防省が発表しました。今後は、攻撃停止が実効性を伴って維持されるかどうかが焦点となります。

両国をめぐる情勢は、今年5月以降、国境問題を背景に緊迫していました。7月には衝突が発生し、5日間で兵士ら30人以上が死亡しました。一時は停戦で合意しましたが、12月7日に再び衝突が起き、その後およそ3週間にわたり緊張が続き、兵士や民間人合わせて40人以上が死亡しました。

両国は、22日に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別外相会議を受け、対話を進めることで一致しました。24日からはチャンタブリ県で実務者協議を続けていました。トランプアメリカ大統領や中国も仲介に乗り出し、双方に対して攻撃の停止を求めていました。(共同通信)

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