ボアオ・アジアフォーラム年次総会について

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(VOVWORLD) -ボアオ・アジアフォーラム2023年年次総会は3月28から31日にかけて海南省博鰲(ボアオ)鎮で行なわれました。
ボアオ・アジアフォーラム年次総会について - ảnh 1(写真:boaoforum.org)

今回の年次総会のテーマは「不確実な世界:団結・協力して課題に対応 開放と包摂で発展を促進」でした。

この席で、参加者は、世界経済回復の道は平坦ではありませんが、見通しは依然として楽観的であり、中国は不確かな世界の中で安定器のような重要な役割を果たしているとの見方を示しました。

3月30日午前、中国の李強首相は海南省で開催されたボアオ・アジアフォーラム2023年年次総会の開幕式に出席し、基調演説を行いました。李総理は演説の中で、「現在の世界では、不安定、不確定、予測困難が常態化している。10年前、習近平国家主席が初めて打ち出した人類運命共同体の重要理念は、すでに時代の流れと人類の進歩をリードする旗印となり、世界の恒久平和と共同繁栄の確実性を推進する力の源泉となっている」と述べました。また、「今後は、人類運命共同体の理念の旗を高く掲げ、手を携えてアジア運命共同体を構築し、世界の平和と安定の『アンカー』、成長の『動力源』、協力の『ニューフロンティア』を築き、世界の平和と発展により多くの確実性を注ぎ込まなければならない。具体的には、まず第1に、平和で安定した発展環境を共に守り、混乱する国際情勢により多くの確実性を注ぎ込むこと。第2に、より活力のある『成長センター』を共同で構築し、世界経済の回復により多くの確実性を注ぎ込むこと。第3に、団結と協力の有効なルートを共同で開拓し、深刻に変化するグローバルガバナンスにより多くの確実性を注ぎ込むこと。第4に、人的・文化的交流の深化と着実化を共に推進し、異なる文明の融合と共生により多くの確実性を注ぎ込むことだ」と強調しました。

会期中、各側は深く討論し、世界経済の回復や持続可能な発展を促進するための提言を行いました。参加者は「今年に入ってから中国経済は状態が良好だ。また、今年の経済成長目標が5%前後に設定されたことは、世界経済の回復と発展の強力な推進器になるだろう」との見方を示しました。ボアオ・アジアフォーラムは、スイスのダボスで開催されている世界の政治家・財界人・知識人が集まる国際会議(ダボス会議)を主催する世界経済フォーラムにならい、そのアジア版を目指して、中国政府の全面的支援を受けて構想されました。2001年に設立されたボアオ・アジアフォーラムにはこれまで、合計29カ国が参加しています。

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