国家レベルで、ベトナムは、中国、インド、日本、韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、スリランカなどの多くの候補を抑え、「アジアリーディングデスティネーション」、「アジアリーディング文化遺産」、「アジアリーディング自然目的地」の3つの賞を受賞しました。注目すべきことは、ベトナムが、「アジアリーディングデスティネーション」として表彰されるのは今回で6回目となりました。ベトナムが連続的にこの賞を受賞することは、アジアと世界の観光地図におけるベトナム観光の地位を確立することに寄与しています。
地方レベルにおいて、ハノイは引き続き「アジアリーディング都市観光地」および「短期休暇のためのアジアリーディング都市観光地」のカテゴリーで表彰されました。ホーチミン市は、「アジアリーディングビジネス旅行先」と「アジアリーディングフェスティバルとイベントの目的地」を再び受賞しました。
上から眺めたホイアン旧市街 |
一方、イベントで、ホイアン旧市街は、「アジアリーディング文化都市」、北部山岳地帯モクチャウ県が3回連続で「アジアリーディング地方自然目的地」に輝きました。
授賞式で、北部山岳地帯のハザン省が「アジアリーディング地方文化目的地」に認定されました。WTA2023で、ハザン省が「アジアリーディング・エマージングツーリスト・ディスティネーション」部門で受賞しました。WTAによりますと、ハザン省は地理的条件、自然風景、地元に住む19の少数民族の伝統文化などを活かす上で、伝統文化と天然資源の保存、開発を効果的に行ってきたということです。
ハザン省文化スポーツ観光局のチェウ・テイ・ティン副局長は次のように語りました。
(テープ)
「今年、ハザン省が「アジアリーディング地方文化目的地」に認定されました。これはイメージアップに対するハザン省の努力を示すものであるだけでく、今後、地域と世界の観光地図における同省の地位の確立にも貢献しています」
今年、北部ハナム省が「アジアリーディング・エマージングツーリスト・ディスティネーション」を受賞しました。これと同時に、ベトナムの多くのホテル、リゾート地、航空会社、旅行会社もWTAの受賞対象となりました。
ベトナム観光総局によりますと、ベトナムが、2024年のWTAの多くの賞を受賞したことは世界の観光地図におけるベトナム観光ブランドの魅力を示しているということです。これは世界各国にベトナム観光の潜在力とベトナムのイメージをPRするチャンスとなり、今後より多くの外国人観光客を引き付けると期待されています。