(写真:TTXVN) |
このフェアは、ロンドンのテムズ川南側沿岸にあるバタシー・パークで行なわれました。ベトナムのアート作品がアフォーダブル・アート・フェアに紹介されるのは今回で2回目となりました。
フェアでは、イギリスの『ハノイ・アートハウス(Hanoi Art House)』ギャラリー及び、シンガポールの『アートブルー・スタジオ(ArtBlue Studio)』ギャラリーには、タイン・チュオンやフオン・ビン、グエン・ラム、グエン・マイン・フンなどのベトナムの有名画家による漆絵、油絵、アクリル画などの多くの作品が展示されています。それらの作品は、イギリスのコレクターをはじめ他の各国からの購入者に深い印象を与えました。
ベトナムの芸術絵画に触れて、『ハノイ・アートハウス』ギャラリーのHoa Angie社長は、「漆絵をはじめベトナム絵画は現在、アフォーダブル・アート・フェアなどの展示会や見本市を通じてイギリス人により幅広く知られるようになっている」と明らかにしました。
また、秋の国際アートフェアのHugo Barclay社長によりますと、今年のアートフェアは同フェア開設25周年を記念して開催されました。このフェアには、イギリスおよび 世界の17 か国から 100 以上のギャラリーが参加し、数千点の現代美術作品が紹介され、2万5千人の来場者が集まりました。今回のフェアに展示される作品は絵画や彫刻、写真、版画、マルチメディアアートなど様々な種類に含まれています。
今年のフェアは、現代美術に関するセミナーや、シンポジウム、交流会など多くのイベントが開催されました。また、これは世界各国のアーティストや画家、写真家らが自らの国の芸術文化を紹介・PRする良い機会となりました。Hugo Barclay社長は、「今年のフェアはイギリスの人々がベトナムを含む世界中の芸術を探索する機会でもある」と強調し、次のように語りました。
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「ここ数年間、イギリスの芸術愛好家は、海外の作品にアプローチするほか、それらを理解し、購入したいという欲求を示しています。『ハノイ・アート・ハウス・ギャラリー』が10年前からこのフェアに参加していることは、イギリス人がベトナム美術に興味を持ち、イギリスが有望な市場であることを示しています。我々はこのフェアに興味を持ち、参加しようとするベトナムのギャラリーをサポートする用意があります」
アフォーダブル・アート・フェアは、アートを一般の人々にもたらし、誰もが楽しんで、アート作品を購入できる空間を作り出すことを目的として、1999 年に設立され、イギリスで毎年開催される権威ある国際アート見本市です。