ライチャウ省における貧困解消に繋ぐ朝鮮人参の栽培

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(VOVWORLD) -ラフ族の人口は、ムオンテ県の人口の約2%を占めており、主にタパ村、パウ村、パベス村などで暮らしています。
ライチャウ省における貧困解消に繋ぐ朝鮮人参の栽培 - ảnh 1

北部山間部ラオチャウ省ムオンテ県に住む少数民族ラフ族は、長年にわたって、薬草、とりわけ朝鮮人参の栽培を行うことで、困難な状況を乗り越え、富を築くようになっています。ラフ族の人口は、ムオンテ県の人口の約2%を占めており、主にタパ村、パウ村、パベス村などで暮らしています。これらの村を訪れるなら、広い朝鮮人参畑をよく目にするはずです。6年前の2018年に、パベス村シンチャイ集落に住むポ・バ・フさんは、朝鮮人参の栽培に着手することにしました。翌年の2019年に、この植物が順調に成長したため、フさん一家と集落の46世帯の農家は連携で、大規模な朝鮮人参畑を構築しました。これまでに、その朝鮮人参畑の面積は3ヘクタールに上っています。

フさんは次のように語っています。

(テープ)

「当初、朝鮮人参の試験的栽培を行いました。この樹木が地元の土壌と気候に適していますので、よく成長しました。そのため、朝鮮人参の栽培面積を拡大することにしました。現在、我が家は、森林から採れた6500本の野生の朝鮮人参を栽培しています。朝鮮人参は、経済的価値をもたらす植物であり、農家の生活改善に貢献しています」

ライチャウ省における貧困解消に繋ぐ朝鮮人参の栽培 - ảnh 2

一方、シンチャイ集落にある大きな朝鮮人参畑を所有しているポ・ソ・フさん一家は、次のように明らかにしました。      

  (テープ)

「我が家の朝鮮人参畑は順調に成長しています。2025年までに、この朝鮮人参畑を拡大し、村民に種子を販売する計画です。その頃には、我が家と村民の生活はさらに改善されることでしょう」

ライチャウ省内の各地方では、地元の状況に合わせて、同省の朝鮮人参開発計画を実現しています。ムオンテ県人民委員会のダオ・バン・カイン委員長は次のように語っています。         

(テープ)

「私たちは、地元の産業界と連携して、朝鮮人参の栽培を最大限に発展させる方針です。近日中に、インフラ整備や、栽培規模の拡大などにあらゆるリソースを集める予定です」

ライチャウ省は、2030年までに、朝鮮人参の栽培面積を3000ヘクタールに、年間収穫量を30トンに達するように取り組んでいます。

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