北部ハイズオン省のドンゴー寺の訪れ

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(VOVWORLD) -ドンゴー村で保存されている品々の中で、最も貴重なものは九品蓮華回転塔です。これはベトナムで最も繊細に彫刻されたものの一つとされています。

ベトナム人は毎年、春がやってくると、お寺に行き、新年の健康と幸福を祈る習慣があります。ハノイに隣接しているハイズオン省ハイズオン市にあるドンゴー寺を訪れてみましょう。

(現場の音) 

北部ハイズオン省のドンゴー寺の訪れ - ảnh 1ドンゴー寺

ドンゴー寺、別名はファム寺で、ハイズオン市ティンティン村に位置しています。このお寺は971年に建立されて以来、幾度も改修されてきましたが、国の文化歴史遺跡として認定されました。

ドンゴー村で保存されている品々の中で、最も貴重なものは九品蓮華回転塔です。これはベトナムで最も繊細に彫刻されたものの一つとされています。現在、ベトナムで九品蓮華回転塔がある寺は3箇所しかありません。その中で、ドンゴー寺の他、北部バクニン省にあるブットタップ寺とハイズオン省にあるザム寺にあります。

北部ハイズオン省のドンゴー寺の訪れ - ảnh 2九品蓮華回転塔

また、ドンゴー寺が石製の臼の博物館としても知られています。この寺には大小600個もの石製の臼が保存されています。特に、この寺の敷地内には300個の石製の臼から組み合わせた長さ30メートル、幅10メートルのベトナムの地図があります。ハイズオン省の歴史を30年間にわたり研究してきた文化研究者タン・バー・ホアインさんは次のように語りました。

(テープ)

「ドンゴー寺では昔から伝わる古物の中に619年に製作された香炉があります。その他、48もの仏像もあります。ドンゴー寺は長い歴史があり、国家レベルの遺跡として認定されました。」

ドンゴー寺の風景は穏やかな雰囲気があり、自然の美しさと仏教の建築様式の美しさが調和されています。ドンゴー寺の参拝客の話です。

(テープ)

「大晦日の夜に、我が家はいつもドンゴー寺に初詣に行き、線香を手向け、平穏を祈ります。これは国家レベルの文化歴史遺跡ですから、故郷の文化伝統を理解できます」

「毎年、新年になるとお寺をお参りし、幸運を祈ります。ドンゴー寺に行くのは今回が初めてすが、ここでの風景は平穏で、木々には多くの実があります。今年、すべての物事が順調に行われ、新型コロナが早期に消えてゆき、生活が普段に戻ることを望んでいます」

かつて、ドンゴー寺は仏教の重要な中心地の一つでした。このお寺をお参りした参拝客は美しい風景を堪能できる他、落ち着いた雰囲気で心が安らぎ、元気を取り戻すことができるでしょう。

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