ハバウ村の威信ある長老ボメさん

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(VOVWORLD) -かつての中部高原地方の反動勢力 「Fulro」に参加していましたが、悔い改め、現地のコミュニティに積極的に貢献する威信のある人になったとは信じられないでしょう。その人は、中部高原地帯テイグエン地方ザライ(Gia Lai)省ダクドア(Dak Doa)県ライ(Rai)村に住むボメさんです。
ハバウ村の威信ある長老ボメさん - ảnh 1ボメさん

ボメさんは、少数民族バナ(Bana)族であり、1957年に生まれました。2001年2月に、反動勢力 「Fulro」に唆されたボメさんは、幾人かの者と共に、テイグェン地方の少数民族の自治王国と呼ばれる「独立デガ国家」の樹立を求める為、数千人の少数民族の人々を扇動しました。その後、彼は、「民族団結政策を破壊した罪」で、禁固12年の刑を執行していました。

ボメさんは過去の誤りを後悔しながら、次のように語りました。

(テープ)

「私は、悪いことをしたことを後悔していますが、後悔するには遅すぎました。現在は、反動勢力『Fulro』に関与したくないです。他の人々に、その反動勢力の陰謀を暴きたいです。今日の生活は以前より、素晴らしくなっているからです。」

ボメさんの話によりますと、2012年8月に、刑務所を出所して、釈放され、故郷に戻ってから、過去を消し去り、新しい生活作りを決意しました。彼は、現地の住民から農作業の経験を見習い、稲や、コーヒー、コショウの栽培、魚、家畜、家禽の飼育を行うことにしました。それから、真面目に働いたお陰で、ボメさん一家の生活は、早々と安定し、日々改善されるようになっています。現地行政当局は、常に、ボメさんの家族に関心を払っています。ダクドア県人民評議会のグエン・ヒュウ・トー委員長は次のように語っています。

(テープ)

「ボメさんは、かつてテイグエン地方の反動勢力に参加していため、投獄されました。彼が投獄されている間に、子どもたちは、大学で勉強し、そして、大学を卒業してからも安定した仕事に就きました。ボメさんが釈放された後、行政当局は彼の家庭経済の克服に便宜を図りました。彼は、過去の誤りを後悔し、地元の社会活動に積極的に参加してきました。」

現在、ボメさんは、経済発展を遂げただけでなく、積極的に社会活動に参加しています。この数年間、行政当局はボメさんと共に、村人に国家の路線や、政策などの宣伝活動を行ってきました。ダクドア県祖国戦線のディン・オン議長は次のように語っています。

(テープ)

「ボメさんは刑務所を出て、家に戻ってから、行政当局の政策や規定を守って、村人と仲良く暮らしています。さらに、彼は、村人に村での道路建設への土地の自発的提供を働きかけました。多くの村人は、彼の呼びかけに応えて、自らの土地を自発的に提供しましたよ。」

ボメさんはさらに次のように語りました。

(テープ)

「私は、ベトナム人としてベトナムの国を愛さなければなりません。ベトナムの発展事業に貢献する必要があります。将来、テイグエン地方は更なる強く発展するはずです。」

ボメさんは、かつて誤った行為をしましたが、今は、悔い改めて、村人のお手本となっています。

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