全国の名門大学から集まった日本人および韓国人学生21名が熱戦を繰り広げました。参加者たちは、ベトナムを代表する詩人スアン・ジエウの「月琴」、またはホアン・タイン・タムの「故郷への想い」を題材に朗読を披露しました。高度な言語力と知識が要求される課題に、参加者全員が見事な実力を見せました。なかでも際立った朗読を披露した大阪大学の安藤風馬さんが特別賞に輝きました。
実行委員会の春日淳教授は「このコンテストは、学生たちがベトナム語の技術を磨くとともに、同じ志を持つ仲間との交流を深める貴重な機会となっている」と語りました。
在日ベトナム大使館やベトナム航空をはじめとする両国の関係機関・企業の支援を受け開催された本コンテストは18年の歴史を重ね、日本におけるベトナム語教育の発展と日越文化交流の促進に大きく貢献していると高く評価されています。