ベトナム外務省が18日に発表したコミュニケによりますと、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなどで構成するBRICSの議長国であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領の招きに応じて、ファム・ミン・チン首相率いるベトナム高級代表団が、10月23日から24日にロシア中部カザンで開催されるBRICSサミットに出席します。

ファム・ミン・チン首相（写真：VGP/Nhật Bắc）

2024年のBRICS議長国として、ロシアは政治、経済、社会に関連する200件あまりのイベントを主催し、その主要なイベントとして各国首脳が参加するBRICSサミットが開催されます。サミットの傍ら、プーチン大統領は、参加国の首脳との個別会談を予定しています。

今回のBRICSサミットでは、エネルギーと食料の安全保障、二国間および多国間取引における自国通貨の利用、BRICS加盟国の拡大や新たな協力形態、科学研究協力、技術革新、持続可能な発展を促進するための環境保護、さらには文化協力や人的交流などについて議論される予定です。