ブイ・タイン・ソン外相（左）とOECDのマティアス・コーマン事務総長（写真提供：Anh Tuấn/VOV）

席上、ソン外相は、ベトナムとOECDが連携して、2022年～2026年期のベトナム・OECD行動計画の実施を支援することと、ベトナムの経済基盤に関する調査と分析を通じてパートナーシップを強化し、ベトナムがOECDの専門委員会により深く参加するための条件を作り出すという2つの主要な協力に重点を置くよう提案しました。

一方、コーマン事務総長は、ベトナムが適切な政策策定プロセスに向けて世界的な傾向と基準を把握し、OECDの専門委員会に参加するように、ベトナムと緊密に協力する用意があると強調しました。

ベトナム代表団（右）とラオスのサルムサイ・コンマシット副首相兼外相との会見の様子（写真提供：Anh Tuấn/VOV）

同日、ラオスのサルムサイ・コンマシット副首相兼外相との会見で、ソン外相は、ベトナムが引き続きラオスの2024年のASEAN議長国の役割を果たすのを支援することを確認し、ラオスに対し、OECD・ASEAN＝東南アジア諸国連合との関係強化、およびOECD東南アジア地域プログラム（SEARP）の促進でベトナムと協力するよう要請しました。一方、コンマシット副首相兼外相は、双方が国際と地域のフォーラムで協力と相互支援を強化することへの希望を表明しました。

ブイ・タイン・ソン外相（左）とクロアチアのゴルダン・グルリック・ラドマン外相（写真提供：Anh Tuấn/VOV）

他方、クロアチアのゴルダン・グルリック・ラドマン外相との会見で、ソン外相は、ベトナムはバルカン諸国との伝統的な友好関係を重視しており、クロアチアがこの地域におけるベトナムの優先パートナーの一つであると強調しました。

ラドマン外相は、議会間の協力を含む両国間の関係強化、および経済協力に関する政府間委員会の設立を促進し、教育と労働に関する協力協定の交渉・締結、2024年にベトナムとクロアチアの国交樹立30周年を記念するイベントを開催するための準備作業で協力することに合意しました。

これとは別に、同日、ブイ・タイン・ソン外相はモロッコの経済財務大臣、ペルーの外務大臣、リトアニアの外務次官とも個別会見しました。