クアンチ省で「祖国統一」国旗掲揚式

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(VOVWORLD) -雄大な国歌の響きの中、数千人の市民が見守る中、国旗が記念碑の頂上に掲げられました。参列者一同、黙祷を捧げ、祖国の自由と独立のために命を捧げた英雄たちに敬意を表しました。
クアンチ省で「祖国統一」国旗掲揚式 - ảnh 1

4月30日、ベトナム中部クアンチ省のヒエンルオン・ベンハイ両岸特別国家遺跡で、「祖国統一」をテーマとした国旗掲揚式が行われました。これは4月30日の南部完全解放・国家統一49周年、そして5月1日のクアンチ省解放52周年を記念する式典です。

雄大な国歌の響きの中、数千人の市民が見守る中、国旗が記念碑の頂上に掲げられました。参列者一同、黙祷を捧げ、祖国の自由と独立のために命を捧げた英雄たちに敬意を表しました。

クアンチ省で「祖国統一」国旗掲揚式 - ảnh 2

クアンチ省人民委員会のホアン・ナム副委員長は式辞で次のように述べました。

(テープ)

「共産党と革命への揺るぎない信念を胸に、戦争の惨禍を乗り越え、クアンチ省の将兵と市民は不屈の闘志で立ち向かい続けました。ヒエンルオン橋の上に翻る国旗は、南北の同胞が統一を希求する象徴となっていました。この意志と希望が大きな力となり、全国民で苦難に打ち勝ち、英雄的な戦いを繰り広げ、自由と尊厳の象徴となる輝かしい功績を残しました」

 式典後、代表団はチュオンソン国立英雄墓地やクアンチ古城など、英雄を敬う場所を次々と参拝しました。

 クアンチ省の歴史を振り返ると、1954年のジュネーブ協定で南北に一時分断され、ベンハイ川を境界線とされました。この川に架かるヒエンルオン橋は、分断の悲しみと統一への願いの象徴でした。北ベトナムの最前線基地でもあったクアンチ省は、南部戦線の後方支援地、最激戦地でもありました。今日の式典は、そうした歴史を踏まえた、国家統一への願いの祭典となりました。

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