首都ハノイと郊外の名所の観光ブランドの知名度を高める

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(VOVWORLD) -11月7日から13日にかけて、ハノイ観光局とベトナム航空会社の共催により、12の旅行会社などからなるオーストラリアのファムトリップ代表団が、新型コロナウィルス感染症の収束後、初の国際ファムトリップ代表団として、首都ハノイや北部クアンニン省、ニンビン省の観光スポットを見学しました。

ファムトリップ(FAMトリップ)とは観光地への誘致促進のため、ターゲットとする国の旅行業者やブロガー、メディアなどに現地を視察してもらうツアーのことを指します。これは Familiarization Trip(ファミリアライゼーション トリップ) の略で、下見招待旅行やモニターツアーとも言われています。

11月7日から13日にかけて、ハノイ観光局とベトナム航空会社の共催により、12の旅行会社などからなるオーストラリアのファムトリップ代表団が、新型コロナウィルス感染症の収束後、初の国際ファムトリップ代表団として、首都ハノイや北部クアンニン省、ニンビン省の観光スポットを見学しました。

中でも、オーストラリアの旅行会社はハノイ市を最も集中して視察しました。同旅行会社は、ハノイ旧市街と文廟を巡るツアーや、歩行者天国、ハノイ市郊外のバッチャン(Bat Trang)陶磁器村、ハノイ市トオンティン県にあるハタイ漆塗りの村などを訪れるとともに、2階建てシティバスツアーの体験、ベトナムで初めてのリアル シーン ショーで、ショー全体が水上で行われる「北部の精華」と題するショーや水上人形劇を見て、伝統的な料理を楽しみました。ハノイでのすべての観光名所やサービス、ツアーなどは、オーストラリアの旅行会社に好印象を与えたとしています。

同視察を通じて、ハノイのほとんどの旅行商品が今後国内外の人々に紹介されることが期待されています。また、これを機にオーストラリアの旅行会社は、ハノイの旅行会社との協力を目指しています。双方は、観光PRの強化や観光商品の見直しなどを通じて、両国の観光市場への観光客誘致を促進することを模索しています。

新型コロナウィルス感染症が発生する前、毎年、ハノイは国際各国からのファムトリップを受け入れています。これは、海外旅行会社にハノイの新たな観光商品を紹介するための活動の一環です。今回のファムトリップ代表団の再開は、ハノイをはじめベトナム各地の観光に大きなチャンスとなるとしています。

2023年には、ハノイ観光局は、世界各国から潜在力のあるファムトリップ代表団およびプレストリップ(観光を専門とするジャーナリストを招待し観光視察してもらうこと)を受け入れる計画があるとしています。これらの様々な措置を通じて国際観光の発展促進や観光商品の多様化、海外からの観光客増加にさらに貢献するでしょう。

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