ベトナム 2035年までの結核終息を約束

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(VOVWORLD) -ベトナムは、2035年までに結核を終息させるこをを約束している。これは、結核防止対策に対するベトナムの努力、決意、渇望でありながら、世界各国への結核防止対策における成功例の原動力でもあります。
ベトナム 2035年までの結核終息を約束          - ảnh 1(写真:Vietnam+)

現在、国家結核防止対策プログラムは、全国各地で徹底的に展開されています。結核防止対策プログラムがアプローチしている人口の割合は、最高レベルに達したとしています。このほど、国家結核防止対策プログラム担当委員会のディン・バン・ルオン委員長は、ベトナムは、結核と多剤耐性結核の患者数が世界30カ国の中で11位に立っていると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)
「ベトナムは今年の世界結核デーのテーマを『そうだ!ベトナムは結核を終息させる可能性あり』に定めています。これは、結核防止対策に対するベトナムの努力、決意、渇望を示しています。同時に、このテーマは、ベトナムにおける結核終息の目標は達成できるということを改めて確認することが狙いです」

結核の発見と治療の強化を目指し、このほど、保健省は中央肺病院に対し、コミュニティにおける潜在的な結核や呼吸器疾患を積極的に発見する活動の実施に関するドキュメントを作成するよう指示しました。これに関し、保健省のダオ・ホン・ラン大臣は、次のように語りました。

(テープ)
「これまで、我々は結核の発見・治療専用ドキュメントを作成してきました。今なお、やるべきことは、全国各地での医療施設や学校、関連機関、管理者らなどにこのドキュメントを提供し、早く実践に適用しなければならないことです」

国家結核防止対策プログラムの報告書によりますと、2023年、ベトナムには10万件以上の結核患者が検出され、前年と比べ、2.2%増となりました。これらを踏まえ、毎年約12000人が結核で死亡している見込みであり、交通事故による死亡者数を上回っています。
国家結核防止対策プログラムによりますと、結核は完全に治療することができるとしています。政府の決意と新薬・新技術の適用により、ベトナムには2035年までに結核を終息することができると期待されています。
 

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