第15期国会第7回会議 複数の重要な課題 解決

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(VOVWORLD) - 6月29日、ハノイで、第15期国会第7回会議がおよそ1カ月間の日程を終え、閉幕しました。今会議で取り上げられた課題は新たな段階の要求に応え、国会議員、および全国の有権者により高く評価されています。
今回、法律制定や国会の監視計画をはじめ、複数の重要な課題が決定されたほか、党の決議が法律の規定に法制化されました。

高級指導部 補充

第15期国会第7回会議 複数の重要な課題 解決 - ảnh 1閉会式で発言に立ったマン議長

 今会議の最初の2日間に、人事課題が決定されました。国会は2021年~2026年期の国会議長へのチャン・タイン・マン氏の選出、同任期の国家主席へのトーラム氏の選出に関する決議を採択しました。また、国会副議長、国会常務委員、副首相、公安相、国防・安全保障評議会議員が高い賛成率で選出されました。中部クァンナム省選出のタ・バン・ハー国会議員は次のように語りました。

(テープ)

「国会議長の選出が国会議事堂に在席した国会議員の賛成票100%で採決されました。これは選出された指導者だけでなく、党と国民に対する国会議員の責任感を示すと思います」

法律制定 効率化

第15期国会第7回会議は臨機応変で刷新された会議であると評価されました。また、今会議で検討・採択された法案と決議案が今任期はじめ以来、最多となりました。高い賛成率で11件の法案、21件の決議案が採択されたほか、社会共同体の注目を集めている課題に関する11件の法案が審議されました。

さらに、前回の会議で採択された土地法、住宅法、不動産経営法、信用組織法の発効日は以前の計画を5か月前倒しして、2024年8月1日になります。一方、年末までの6か月間における2%の減税政策の延長や賃金改革が採択されました。これは有権者、産業界、全国民の要求に応えるため、刷新を断固として行う国会の柔軟なあり方を示し、人と企業をあらゆる政策の中心に置くという方針を立証するとしています。南部ティエンザン省選出のグエン・ティ・タイン・カム議員は次のように明らかにしました。

(テープ)

「今会議は極めて多くの案件が取り上げられましたが、議事日程が適切に設定されました。100%の賛成率で採択された法案もあります。これは政府の周到な準備や国会常務委員会などの厳格な審査を示すものです。採択された法案、中でも賃金改革や補助政策などが早期に実用化されるよう希望します」

国際問題の解決で積極的かつ責任感ある姿勢

第15期国会第7回会議では、国内問題の傍ら、CPTPP=環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定へのイギリスの加盟を批准する決議が高い賛成率で採択されました。国会・対外委員会のブ・ハイ・ハー委員長は次のように語りました。

(テープ)

「15期国会第7回会議でイギリスの加盟文書が批准されたことで、ベトナムはイギリスの加盟文書を批准したCPTPP参加国の最初6か国の中に入っています。これはベトナムとイギリスとの貿易・投資協力の促進に対するベトナムの積極的な姿勢と責任感を示すと同時に、地域と世界におけるベトナムの地位を確立し、国の社会経済開発に新たな原動力をつけ、法律システムの完備、企業の競争力の向上にも貢献するでしょう」

国会、政府、各省庁、部局の取り組みにより、今回、採択された法律が早期に生活に実用化され、2024年、および2021年から2026年期の社会経済開発目標が達成されると期待されています。

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