ダム・ナー・マック交差点 |
今年中に、クアンニン省は、ハロン ・ ハイフォン高速道路とドンチェウ町を結ぶ河川沿いの道路建設プロジェクト、ダム・ナー・マック交差点、国道279号線の改修、342号線の改修プロジェクトなど重要なインフラ整備プロジェクトをいくつか完成させる予定です。その中で、現在、ハロン ・ ハイフォン高速道路とドンチェウ町を結ぶ河川沿いの道路建設プロジェクトでは、13の橋と道路の接続、交差点の建設工事が同時に進められています。
長さ40キロメートルに及ぶこの重要な交通軸は、クアンニン省の西部にある各地方の発展を促進するもので、その投資総額は約6400億ベトナムドン(約2億5600万米ドル)にのぼっています。また、クアンニン省と北部港湾都市ハイフォンを結ぶ4番目の道路軸となるライ・スアン橋建設プロジェクトも、最終工事を進めています。
一方、ハロン市とカムファ市をハロン ・バンドン高速道路と接続する国道279号線の改修プロジェクトが旧正月テト明けに再開されています。昨年、クアンニン省は、ハロン市と山岳地帯ランソン省をつなぐ道路342号線の改修プロジェクトや、ハイフォン市と共同で実施したベン・ズン橋の建設プロジェクトなど、同省の発展の原動力となる交通インフラプロジェクトを多数完成させました。
さらに、クアンニン省は2024年~2025年期における農村交通改善計画と2030年のビジョンを効果的に実施しています。これまで、58件のプロジェクトが着工され、40件のプロジェクトがほぼ完成しており、村と村、地方と地方との交通インフラが着実に整備されています。クアンニン省の交通運輸局のホアン・クアン・ハイ局長は、交通インフラシステムへの投資がクアンニン省の発展に重要な役割を果たしていると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「交通インフラの開発は、経済区、工業団地、産業クラスター発展、観光やサービス業の発展など経済発展に重要な基盤となります。また、これにより、山間部や困難な地域の交通の便が良くなることで、地域間の発展の格差を縮小する効果も期待されています」
交通インフラの完備に対するクアンニン省の取り組みについて、アマタ・ハロン都市開発株式会社のプロジェクトマネージメント副社長であるオオミカ・タケシ氏はクアンニン省が戦略的な交通インフラ整備に注力していることが、投資家が投資先を検討する際の有利な条件となっていると述べました。
交通インフラの整備は、今年におけるクアンニン省の重点的な課題の一つです。主要なプロジェクトが実施され、早期に利用開始されることで、発展の空間が広がり、成長が促進され、クアンニン省のGRDPの伸び率が14%を達成するための推進力となります。