(写真:Vnexpress) |
年初からのこの明るい兆しによって、今年の観光業の飛躍的な成長が約束されています。
1月に、中国は再びベトナム観光部門の最大の送客市場となりました。韓国は2位、カンボジアは3位、アメリカは4位、台湾は5位に立ち、日本、オーストラリア、インド、マレーシア、タイはそれに次いでいます。
2025年の初月に記録的な観光客数を受け入れたのは、これまでのベトナム観光業の努力による成果です。
市場開拓や、コンテンツ、方法の刷新、規模の拡大を中心とする観光促進とPR、官民連携メカニズムの活用、地方行政府、業界団体、企業の積極的な参加によるところもあります。新型コロナウイルス感染症終息後の観光客のニーズと嗜好に合わせ、農業観光、鉄道による旅行、夜間観光、ヘルスケア、療養など、国の潜在力に適した新しい観光商品の開発が促進されています。ブランド開発戦略と競争力研究所のヴォー・チー・タイン所長は次のように述べています。
(テープ)
「ベトナム観光発展のキーワードは、体験、探検、リラックス、コミュニティへの貢献です。観光客に新しい感情体験を創出し、持続可能な発展を進めることは重要です。これは合理的であり、高品質な観光サービスを提供するためのものです」
二国間および多国間協力の拡大は、アジア地域および世界におけるベトナム観光の存在感を高める重要な要素となっています。ハノイ文化大学の観光経営・国際言語学科のレ・トゥアン・アイン科長は、次のように指摘しています:
(テープ)
「外国人観光客の80%以上が航空路を利用しています。そのため、観光と航空業の緊密な連携が重要となります。航空は重要な宣伝チャンネルでもあり、ベトナムに来る観光客は航空サービスを通じて最初の印象を受けるからです」
2025年1月の政府定例会議で、ファム・ミン・チン首相は、サービスと観光セクターが経済の2つの主要な原動力であると強調しました。重要な対策の一つは、ビザ政策の改善です。その中で特定の観光客グループに対して特定の期間内のビザ免除を検討し、より多くの外国人観光客のベトナム訪問と長期滞在を促進することを目指しています。
2025年、ベトナム観光部門はこれまでの前向きな成果を発揮し、外国人観光客を2200万人から2300万人にするという目標の達成を目指しています。