近代的な農村開発、ソンラ省

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(VOVWORLD) - 近年、ソンラ省では「全国民が団結して、新農村、文明的都市を建設する」という運動が幅広く展開されています。各レベルの農民協会がこの運動に積極的に参加した結果、これまでに、当地の農村部は著しく変化してきました。また、科学技術を導入したことで、生産能力が上がり、農民の生活も日々向上しています。
「全国民が団結して、新農村、文明的都市を建設する」運動、および「全国民が団結して、文化的な生活を建設する」運動は、ソンラ省で効果的に展開されてきました。これらの運動は、多くの農民協会の会員、農民、住民の参加を誘致してきました。

ソンラ省人民委員会のグエン・タン・コン副委員長は次のように語っています。

(テープ)

「これらの運動により住民の認識が高まりました。また、農民らは、農作物の生産向上を目指して、先進技術の導入、近代的な農法の適用を積極的に行っています。農民の生活水準が向上し、農村部での社会秩序が確保されるようになったことで社会的安定、経済発展に寄与しています」

農民の認識の変化が際立ったのは、科学技術を導入したためです。各レベルの農民協会、農民は、高い生産能力、高品質な作物の栽培、家畜の飼育、効果的な農法の適用などにかかわるソンラ省党委員会の決議を積極的に実施しています。その結果、農園経済、農業体験エコツアーなどのモデルが日々拡大されています。

特に、各レベルの農民協会は、安全で健康にもよい高品質の農産物を生産できるよう、VietGAPベトナムの安全農産物生産基準に沿って農作物栽培法を行い、現地の農産物が国内各地で消費されるだけでなく、輸出を目指します。現在、住民は、従来の栽培方法を段階的にVietGAPによる栽培法へ移行しています。

マイソン県ハットロット町に住むグエン・ティ・サウさんは次のように語っています。

(テープ)

「VietGAPを適用するために訓練コースに参加しました。植物の栽培、手入れ方法や、水やり、肥料やりなどを身につけました。この農法だと、農産物は安全で健康にもよく、収穫量も増えるからです」

ソンラ省の農民協会は、会員たちに農業部門の再構築、ハイテクの応用、持続可能な農業開発を働きかけることで、農業開発と新農村建設における中核的な役割を担っててきました。会員らは、農業に科学技術の進歩を導入し、生産能力と品質の向上に成功しており、農業農村開発に貢献しています。これまでに、全省では、2万8300世帯が生産量増と品質向上に成功した世帯となっています。その中で、多くの世帯は中小企業を設立するか協同組合を共同創設し、約1万2000人の労働者の雇用のほか、貧しい農家に資金などの支援をしています。

マイソン県ゴックラン協同組合のグエン・ゴック・ズン会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め という諺のように、私たちは協同組合を設立したのです。この数年間、私たちが栽培した農産物はブランド力があり、高品質なものであるため、かなりスムーズに販売が拡大しています」

近代的かつ持続可能な農村開発は、ソンラ省がベトナム西北地域において早期に農産物の生産加工拠点になることに役立つとされています。

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