バンホー県バンホー村フアタット集落にあるアチューという名前のホームステイは、美しい自然光景や、伝統文化の美しさ、親しみやすさ、来場客との暖かいもてなしなどにより、多くの国内外の観光客を魅了しています。
昨年の2022年、このホームステイは、約2000人の外国人観光客を含むおよそ1万人の観光客を迎えました。今年、アチューホームステイはOCOP製品作りに登録しています。
ホームステイ主であるチャン・ア・チューさんは次のように明らかにしました。
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「私のホームステイが販売、生産している製品や観光サービスをPRするために、OCOP製品プログラムに参加しました。これを通して、アチュー・ホームステイの知名度を上げると同時に、現地の少数民族モン族の人々に安定した収入をもたらしています」
一方、バクイエン県に本部を置く西北部のお茶・特産物有限会社の「バクチャマイ」と名付けられたシャントゥエット茶は、OCOPの基準を満たし、消費者に好まれています。
同社のグエン・ティ・タム社長は、このお茶がOCOP製品になることにより、地元で栽培されている樹齢数百年を超えるシャントゥエット茶の木の製品が国内外の市場に出回れるようになったと明らかにし、次のように語っています。
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「このお茶は、技術や機械などを使わずに、自己発酵と天日干しされたものです。ですので、お茶は花の香り、果物の甘味などを持っています。更なる多くのベトナム人、外国人に不眠の改善に有効な特別なお茶を知ってもらいたいです」
2021年∼2025年期のOCOPプログラム基準は前期の2018年~2020年期の基準を継承する傍ら、新しい段階の発展目標と実践の要求に見合うように調整されました。その中では、製品の評価と分類は、これまでの県レベルではなく、村レベルで行われることが新しい点の一つです。
フーイエン県農業農村開発室代表のカム・バン・チン氏は次のように明らかにしました。
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「今年、フーイエン県は、2020年にOCOP基準を満たした8つの製品を再び評価しました。今年は、さらなる5つのOCOP製品が新たに認定されるように取り組んでいます」
他方、ソンラ省農村コーディネーター室代表のホアン・トウ・ヒエン氏は次のように語っています。
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「今年中、ソンラ省のそれぞれ県、市は、OCOP基準に沿って少なくとも5つの製品を認定しなければなりません。ですから、今年、全省では、70ないし80の製品がOCOP製品として認定されます」
今年、ソンラ省は、OCOP製品を重点的に開発するという目標を掲げています。これは、農村部の経済発展の促進、収入の増加、生活改善に繋がるとされています。