ノさん一家の新しい住宅 |
ハクアン県は、主体的かつ柔軟的なやり方を取ったことにより、このプログラムを効果的に実施してきました。
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「古い家はもう壊れてしまいました。行政当局から5000万ドン(29万円程度)の建設費を受けて、新しい家を建てました。今は、日々の生活が安心できるようになっています。行政当局に感謝しています」
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「我が家の住宅は老朽化していました。家を新築するために、行政当局から4000万ドン(23万円程度)の建設費を受け取りました。現在、きれいな家が出来て、とても嬉しくて、これからは大雨が降っても心配せずにすみます」
ハクアン県トゥオントン村に住むスン・バン・ディンさん、およびリ・バン・ノさんが述べました。彼らは仮設住宅、老朽化した家屋撤廃プロジェクトの対象の一つでした。
ハクアン県は、仮設住宅、老朽化した家の撤廃を政治的任務であると同時に、貧困解消に繋がる優先的な任務の一つと位置付けています。貧困世帯向けの新しい家が完成することは、安定した住居と就労の確保に役立つからです。
カオバン省は、2011年以降、公安省、ハノイ市人民委員会、組織、企業、個人からの支援金を利用して、ハクアン県にある住宅に困っている826戸の貧困世帯に家の新築を補助しました。ハクアン県人民委員会のファム・スアン・トゥン委員長は次のように明らかにしました。
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「仮設住宅、老朽化した家屋の撤廃プログラムは、少数民族コミュニティにとって適切なものです。ハクアン県は、2021年以来、1526棟の仮設住宅、老朽化した家屋を撤廃しました。また、2025年末までに、全ての仮設住宅、老朽化した家に住む家庭は家の建設費用を提供する方針です」
一方、ハクアン県人民委員会のグエン・ティ・フォン副委員長は次のように明らかにしました。
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「ハクアン県は2024年中に、1134軒の仮設住宅、老朽化した家屋の撤廃を実施する予定です。今年前半には、その内のおよそ450軒が撤廃されました」
ハクアン県は、2025年までに、仮設住宅、老朽家屋を完全に撤廃するという目標を達成するために取り組んでいます。この目標の達成は、住民生活の改善、貧困解消に繋がります。