ホアビン省のランボン神社の訪れ

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(VOVWORLD) -チェンチャウ村チェンチャウ集落にあるランボン神社は、ホアビン省マイチャウ県にある神聖な宗教施設です。この寺院は、土地を開墾し、少数民族タイ族の村を建設したランボンという人物を祀っています。
ホアビン省のランボン神社の訪れ - ảnh 1ランボン神社

現場の音 

史書によりますと、18世紀末、タイ族出身のランボン氏は現在のマイチャウ県に行くとき、ここで平らな盆地があるほか、清らかな谷川、茂っている木々があることを見て、ここに止まって、村を築くことにしました。ランボン氏が逝去してから、地元の人々はここでランボン氏を祀る神社を建立しました。

時が経つとともに、昔の神社が壊れてしまいました。2010年、地元の行政府は新たしい神社を建立しました。新しい神社が広い土地で建立され、森林に囲まれています。この神社は2階建てのもので、床の面積はおよそ160平方メートルです。ランボン神社を警備する地元の住民の一人であるロー・バン・ルアンさんは次のように語りました。

(テープ)

「ランボン氏はここに来て土地を開墾し、村を築きましたが、その後、ランボン氏が亡くなると、人々はランボン氏の貢献を偲び、ランボン氏を祀る神社を建てました。この前、神社は小さな木造の建物でしたが、今は、破壊されたため、村人は新しい土地に神社を建てました。神社の敷地面積は約5千平方メートルです。神社には、タイ族の文字で書かれた史書や文学作品、村の規則などが今も残されています」

ホアビン省のランボン神社の訪れ - ảnh 2ランボン神社

ランボン神社がマイチャウ県に住むタイ族の先祖を祀っていることから、地元の多くの人々はよくこの神社に参拝に訪れます。タイ族出身の女性ロー・ティ・キムさんは次のように語りました。

(テープ)

「この神社はとても神聖な場所です。地元の人々は、休日、新年、毎月の旧暦の1日と満月の日によくここに参拝に訪れます。彼らはご健康や豊作、家庭円満などを祈っています。そのほか、毎年、ここで祭りも開かれ、多くの人々が参加します」

ホアビン省のランボン神社の訪れ - ảnh 3ランボン神社

ランボン神社では国の無形文化遺産として認定されたセンムオンという祭りが開かれます。この祭りは旧暦1月9日と10日の両日行われます。また、この神社は多くの参拝者を引き寄せるところでもあります。ハノイからの観光客グエン・テイ・ホン・ハインさんは次のように語りました。

(テープ)

「神社では、少数民族の貴重な古い文書や労働や生産の道具が保存されています。特に印象的なのは、この神社が広い土地の真ん中に位置しているということです。神社にあるスタジアムほどの広さの庭では、フェスティバルやフェアが頻繁に開催されます。マイチャウ県に行く機会があれば、必ずこの神社を再訪します」

ランボン神社は神聖な場所だけでなく、タイ族のユニークな文化を保存するミニ博物館としても見られています。これにより、この神社はホアビン省マイチャウ県のシンボルの一つとされています。


 

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