ターフイン・サパ・コミュニティ・ベーズド・ツーリズム協同組合のリーターメイ組合長は「地元にある38世帯が観光事業を運営している。村にある各家庭は観光客を迎えるため、家屋から村の石畳の小道までは改修を行ったが、昔ながらの建築様式を保っている。特に、観光客は郷土料理と少数民族ザオ族によるハーブ風呂が好まれている」と明らかにし、次のように語りました。
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「ターフイン・サパ・コミュニティ・ベーズド・ツーリズム協同組合は地元に住む少数民族ザオ族の伝統文化の維持、保存に全力を尽くしています。ここを訪れる観光客はザオ族のユニークな文化を体験できることを望んでいます」
一方、ターフイン・サイン協同生産組合はエコツアーとグリーン農業体験ツアーを提供し、多くの観光客を魅了しています。ここを訪れると観光客はモン族の舞踊や横笛を楽しんだり、ザオ族の民謡を堪能したりすることができるほか、一日間、地元の農民ととともに野良仕事も体験できます。ターフインサイン協同生産組合のチャン・チー・タイン組合長は次のように語りました。
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「サパ町は美しい自然風景のほか、地元に住む少数民族のユニークな文化があり、観光客を引き付けています。私たちは地元の少数民族の伝統文化を紹介する展示室を開設する予定です。展示室で、少数民族の衣服、労働器具、写真などが紹介されるほか、観光ガイドも配置します。滞在期間が短い観光客がこの展示室を訪ねていただければ、地元の少数民族の伝統文化をある程度理解できるようになります」
コミュニティベーズドツーリズムの旅行料金が手ごろであるもののその品質が高いから、毎年、ターフインサインを訪れる観光客の数は2万～3万人にのぼっています。マレーシアとハノイからの観光客の話です。
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「サパは本当に素晴らしいです。風景は美しくて、人々も親しみやすい上、治安もよく安全です」
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「私は少数民族の村を訪れ、その伝統文化を体験できました。また、地元に住むザオ族が森で採った薬草のお風呂に入って、リラックスしたひとときを楽しむことができました」
現在、サパ町は、伝統文化の活用を基礎に高品質のコミュニティベーズドツーリズムの観光商品を集中的に開発しています。サパ町人民委員会のドゥ・バン・タン副委員長は次のように語りました。
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「サパ町は様々な観光商品を企画しています。中には、コミュニティ・ベーズド・ツーリズム、文化体験ツアー、探検ツアー、アドベンチャースポーツツアー、薬用庭園での体験ツアー、エコツアーなどです。私たちは観光開発のため、伝統文化の価値を活用しています」
コミュニティ・ベーズド・ツーリズムと地元の少数民族の伝統文化を探検するツアーなどの開発により、サパ町は国内外の観光客にとって魅力的な目的地となってきました。