カオバン省のパックボ特別な国家遺跡の探検

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(VOVWORLD) -パックボ遺跡はベトナム東北部のカオバン省の省都カオバン市から北へ52キロ離れたところにあります。
カオバン省のパックボ特別な国家遺跡の探検 - ảnh 1(写真:Ngoc Anh)


この遺跡は2012年5月10日、首相により国家の特別な遺跡として認定されました。パックボは1941年1月28日、ホーチミン主席が中国雲南省から国境を超えて30年ぶりに密かにベトナムに帰国した後に滞在し、1941年~1945年まで、ベトナム国内での革命闘争の準備を行った場所です。

パックボ遺跡にはホーチミン主席がレーニン渓流と名付けた青く透き通った渓流がある他、近くの山はカール・マルクス山と名付けられています。また、遺跡にはホーチミン主席を祀る神社、コクボー洞窟、ルンラン洞窟、ベトナムの児童英雄であるキムドン遺跡群などもあります。ホーチミン主席を祀る神社はホーチミン主席生誕 121 周年を記念する2011 年 5 月 19 日に完成しました。カオバン省の特別な国家遺跡管理委員会の旅行ガイドであるドアン・マイ・ヒエンさんは次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミン主席を祀る神社は地元に住む少数民族であるテイ族とヌン族の高床式の家屋の建築様式で建設されました。神社の中央には高さ1.8メートル、重さ1.26トンの銅製で作られたホーチミン主席の像が置かれています」

1941年に帰国した時、ホーチミン主席は面積15平方メートルのパックボ洞窟に住みました。中には仕事をしていた石の机や寝ていた木造のベッド、囲炉裏があります。

カオバン省のパックボ特別な国家遺跡の探検 - ảnh 2(写真:Ngoc Anh)

クオイナムという高床式の家はホーチミン主席がパックボで最も長く滞在した所で、パックボ洞窟から約1キロメートル離れた所です。この家は目立たないところに位置し、周囲の監視や敵がいる場合の撤退に便利でした。パックボー洞窟の近くにはスリディエン洞窟やジエム・ティウ洞窟もあり、これらはホーチミン主席が秘密ポストとして使用していた場所です。パックボ国家特別遺跡を訪れたハノイからの観光客のド・チョン・ドンさんは次のように述べました。

(テープ)

「パックボ洞窟、レーニン渓流、カール・マルクス山はいずれも美しくて、ホーチミン主席の革命活動につながっています。かつて、革命活動を行うため30年ぶりに帰国した時、ホーチミン主席はここに住みました。この遺跡を幾度も訪れましたが、来るたびに心が動きます」

カオバン省のパックボ特別な国家遺跡の探検 - ảnh 3レーニン渓流(写真:Ngoc Anh)

キムドン遺跡群は、パックボ特別国家遺跡地区の重要な部分です。キムドンの墓はテオ・ライ山の麓にあるナーマ村に置かれています。テイ族出身のキム・ドン、本名はノン・バン・ゼンくんはベトミン=ベトナム独立同盟会の輸送と手紙の配達などの連絡役を担当しました。キム・ドンくんは1943年2月15日、レーニン渓谷のほとりで勤務中にわずか14歳で亡くなりました。パックボ遺跡にはズオン・バン・ディン氏の家もあり、かつて、ホーチミン主席はそこでよく地元の住民に対し、革命について宣伝した場所です。

パックボ国家特別遺跡地区には壮大な風景があるだけでなく、1941年~1945年の期間におけるホーチミン主席の革命活動

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