閉幕にあたり、演説したトー・ラム書記長は、党中央執行委員会として、40年にわたるドイモイ=刷新事業の成果、とりわけ第13回党大会任期中の顕著な貢献は、長年にわたる粘り強く、連続的で断固とした努力の成果であり、党・国家・国民の精神と意志の結晶であるとの認識で一致したと強調しました。
党中央執行委員会は、新たな革命段階において、3つの戦略的突破の推進を確認しました。
(テープ)
「それは制度改革の強力な推進、分権・権限移譲の加速、科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーションでの突破、生産能力の高度化、新たな生産・経営モデルの発展です。さらに、構造転換と人材の質の向上、高度人材の育成と登用、幹部人事の刷新、創造性に富み、恐れずに思考・実行し、責任を担う勇気を持つ幹部の奨励と保護を進めます。そして、社会経済インフラ、とりわけ交通、技術、エネルギー分野のインフラ整備の強化も求めます」
総会の様子 |
総会では、第14回党大会に報告する人事案を承認しました。
第14期党中央執行委員会、政治局、書記局、2026年から2031年期の党・国家の主要指導者候補の推薦について、高い賛成率で可決し、第14回党大会に提出することを決定しました。
トー・ラム書記長は、第14回党大会について、ホー・チ・ミン時代における党と民族の重大な政治的出来事であり、新時代への飛躍を刻む歴史的節目になると位置づけました。
(テープ)
「党中央の同志および全党員に対し、第15回総会決議の厳格な実行と指導を求めます。常務の着実な遂行と、党大会の成功に向けた残る組織任務の迅速な実施を要請します。次期党中央と指導職に推薦された者を代表し、信任への感謝を申し上げます。今後も団結を堅持し、責任感をもって任務にあたり、党と人民の信頼に応えていきます」