日本「手足口病」警報レベル超「マイコプラズマ肺炎」も多い

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(VOVWORLD) -今月20日までの1週間に県内で確認された「手足口病」の患者数は、前の週より減ったものの、国の警報レベルを超える水準が続いています。
また、発熱やせきなどの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」も、過去5年間の同じ時期と比べて患者数が多く、県は基本的な感染対策を呼びかけています。

「手足口病」は、手や足、それに口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、主に幼い子どもの間で流行し、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。
主に飛まつや接触により感染が広がります。
県によりますと、今月20日までの1週間に、県内の指定医療機関から報告された「手足口病」の患者数は、1医療機関あたり10.87人で、前の週の12.81人から減りましたが、8週連続で国の警報レベルを超え、高止まりしています。
保健所別では、上田保健所が21.40人、長野市保健所が15.09人、北信保健所が14.67人などとなっています。
また、発熱や長引くせきなどが主な症状の「マイコプラズマ肺炎」の患者が全国的に増加していて、県内の1医療機関あたりの患者数は0.92人と、前の週より減少しましたが、過去5年間の同じ時期を上回っています。
県は、石けんによる手洗いや場面に応じたマスクの着用など、基本的な感染対策を呼びかけています。(NHK)

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