日本の2024年版外交青書 ASEANとの協力強化目指す

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(VOVWORLD) - 16日、日本は2024年版外交青書を発表し、その中で、ベトナムを含む東南アジア諸国連合との関係を強化する方針を明らかにしました。
日本の2024年版外交青書 ASEANとの協力強化目指す - ảnh 1(写真:NHK)

日本とASEANの関係に関して、この青書は、昨年3月に岸田文雄首相が発表した「自由で開かれたインド太平洋イニシアチブ(FOIP)」の新たなプランを示し、海上協力、連結性、持続可能な開発目標の実現、経済という4つの優先協力分野を強調しています。また、9月のASEAN関連首脳会議に際し、連結性を一層強化するため、双方は「日本・ASEAN包括的連結性イニシアティブ」を発表しました。その上で、12月の日本・ASEAN特別首脳会議で、双方が新たな協力のビジョンを示す共同ビジョンステートメントと幅広い具体的協力を示す実施計画が採択され、全ての国が平和と繁栄を追求でき、民主主義、法の支配、良い統治、人権と基本的自由の尊重といった原則が守られる世界を目指すことで一致したということです。

日本とベトナムとの関係に関して、青書は、「日本とベトナムは、1973年9月21日に外交関係を樹立し、50周年を迎えた2023年にはトゥオン国家主席夫妻、チン首相の訪日を始め多くの要人往来が実現した。様々な分野で協力を進展させてきた両国は、11月、トゥオン国家主席の訪日の機会に、両国関係を『アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ』に格上げすることで一致し、共同声明を発出した」と明らかにしました。

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