ハザン省の少数民族モン族の横笛「ケン」フェスティバルと北・中・南部の飲食文化祭りは少数民族の文化価値と美意識を顕彰するとともに、ハザン省をはじめとする国内各地の食文化を紹介し、交流の場となりました。
イベントで、各省・市に住んでいるモン族出身の芸人は横笛「ケン」の製造に関する知見を共有し、「ケン」による演奏を行いました。ラオカイ省とハザン省の「ケン」の演奏者は次のように話しました。
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「こうした大きなステージで演奏することでき、嬉しく思いますが、ドキドキしています。皆さんは我が民族のことや風俗習慣への理解を深めてもらうと思います」
「このイベントに参加し、交流しながら、モン族の横笛「ケン」をPRしたいのです」
「岩石高原の花」をテーマとした開幕式でモン族の横笛「ケン」の演奏をはじめ、少数民族の生活を再現する文芸公演が行われました。フェスティバルを訪れた観光客の話です。
（テープ）
「ハザン省が深く印象に残りました。今後も、ハザン省はこうしたフェスティバルを開催し、地元の文化の真髄を紹介するよう望んでいます」
「このフェスティバルに参加でき、嬉しく思います。1年に1回しか行われないからです。ハザン省は大きく生まれ変わっています」
ハザン省の少数民族モン族の横笛「ケン」フェスティバルは2011年、省レベルではじめて開催されました。ハザン省の山間部に住むモン族の人々にとって「ケン」は文化的・精神的生活につながる独特な象徴となっています。
2015年、モン族の横笛「ケン」は文化スポーツ観光省により、国家の無形文化財として認定されました。現在、「ケン」演奏は地元の観光商品として活用されています。