北部港湾都市ハイフォンにある工業団地における電子部品の組み立て会社
(写真:TTXVN)
|
アメリカの民間格付け会社であるS&P グローバルによりますと、10月のベトナムのPMI=製造業購買担当者景気指数は51.2ポイントに達し、9月の47.3ポイントから大幅に上昇したということです。また、S&P グローバルの調査によりますと、現在、経営状況が改善しています。特に、台風の後、生産量と新規受注件数がいずれも増加してきました。10月の新規輸出受注件数も若干増加しています。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済部門ディレクターであるアンドリュー・ハーカー氏は、10月のデータを見て、台風「ヤギ」発生後、ベトナム製造業の回復が見える。企業は新規受注の増加に応え、生産を拡大させることができる。しかし、一部の企業は依然として台風の影響を受けていることから、成長が制限されている。ただし、多くの製造会社が年末までフル稼働状態を実現するので、市場が成長する見通しであると明らかにしました。