シンポジウムの様子(TTXVN撮影) |
1日と2日、ベトナム外務省は、インド、オーストラリア、カナダの外務省、及び、EU=欧州連合と連携して、1982年国連海洋法条約に関するARF=ASEAN地域フォーラムの第3回シンポジウムをオンライン形式と対面形式で開催しました。このシンポジウムは、2020年~2025年期のハノイ行動計画第2号、及び、2016年に採択された海上法律執行機関の協力に関するARF宣言を展開する活動の一環となっています。
ヒエウ次官 |
席上、ベトナム外務省のファム・クアン・ヒエウ次官は、「ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海におけるあらゆる紛争は、1982年国連海洋法条約を含む国際法に則って、平和措置で解決されるべき。同条約を基礎にした良好な協力は、各側の信頼強化、地域の平和・安全保障・繁栄の促進に貢献してゆく」と強調しました。
一方、ベトナムに駐在するカナダ、オーストラリアの大使は、1982年国連海洋法条約の重要な役割と価値を強調しました。カナダ大使館のデボラ・ポール大使は、あらゆる紛争の平和的解決に向けた各国の努力を支持すると明らかにしました。