2024年10月31日、韓国ソウルの駅で、朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射を見守る市民(写真:Yonhap/TTXVN) |
国連安全保障理事会は、朝鮮民主主義人民共和国による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を巡り、11月4日にも会合を開く見通しです。アメリカ、日本、フランス、マルタ、韓国、スロベニア、イギリスが会合を要請したと外交筋が明らかにしました。
また、国連のグテレス事務総長は10月31日、朝鮮のICBM発射について「国連安保理決議への明確な違反である」と強く非難しました。国連報道官のステファン・デュジャリック氏が声明で明らかにしたもので、事務総長は朝鮮半島の状況に引き続き懸念を表明し、「外交的関与こそが、持続可能な平和と朝鮮半島の完全かつ検証可能な非核化への唯一の道である」と述べました。
さらに日米韓の3カ国は10月31日に共同声明を発表し、朝鮮によるICBM発射を強く非難しています。(ロイター)