朝鮮 日本海向け約100発砲撃 2日連続 “米韓両軍への警告”

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(VOVWORLD) - 韓国軍は、朝鮮民主主義人民共和国が6日、日本海に向けておよそ100発の砲撃を行ったと発表しました。5日もおよそ130発の砲撃を行った朝鮮民主主義人民共和国は、米韓両軍への警告のため2日連続の砲撃を指示したと明らかにしていて、南北間の緊張が続いています。
朝鮮 日本海向け約100発砲撃 2日連続 “米韓両軍への警告” - ảnh 1朝鮮民主主義人民共和国による砲射撃=AFP/TTXVN

韓国軍の合同参謀本部は、朝鮮軍が6日午前10時ごろ、朝鮮南東部のカンウォン(江原)道コソン(高城)付近から日本海に向けて、ロケット砲と推定されるおよそ90発の砲撃を行ったと発表しました。

また、午後6時ごろにも、同じカンウォン道のクムガン(金剛)付近から日本海に向けておよそ10発の砲撃が行われたということです。

砲弾は、2018年の南北軍事合意で砲撃を行わないとしていた、海上の境界線近くの北側の海域に着弾したということで、韓国軍は「明白な合意違反であり、即刻中断することを強く求める」と非難しました。

朝鮮軍は5日も、日本海と朝鮮半島西側の黄海に向けて、合わせておよそ130発の砲撃を行ったばかりです。

2日連続の海上への砲撃について、朝鮮軍の総参謀部は、韓国側でロケット砲などの射撃が確認されたとして、米韓両軍への警告のため指示したと明らかにしていました。

韓国の通信社、連合ニュースによりますと、朝鮮民主主義人民共和国との軍事境界線に近い韓国北東部のカンウォン道では、米韓両軍が、5日から6日にかけて多連装ロケット砲の発射訓練を実施したということで、南北間の緊張が続いています。(NHK)

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