フエ宮廷の九鼎の彫刻模様がユネスコの記憶遺産に認定

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(VOVWORLD) -フエ宮廷にある9つの青銅の鼎は、1835年に鋳造され、162の画像と漢字が含まれています。
フエ宮廷の九鼎の彫刻模様がユネスコの記憶遺産に認定 - ảnh 1

8日午後、モンゴルで行われた ユネスコ国連教育科学文化機関のアジア太平洋地域世界記憶遺産委員会の第10回総会は、ベトナムの「フエ宮廷にある9つの青銅の鼎の彫刻模様」が同委員会の記憶遺産に登録されることが決まりました。これにより、アジア太平洋地域世界記憶遺産委員会の記憶遺産に登録されたベトナムの記憶遺産には既に7点があります。そのほか、ベトナムの3点の遺産がユネスコの世界記憶遺産に登録されています。

フエ宮廷の九鼎の彫刻模様がユネスコの記憶遺産に認定 - ảnh 2写真提供:文化遺産局

文化遺産局によりますと、フエ宮廷にある9つの青銅の鼎は、1835年に鋳造され、162の画像と漢字が含まれています。これらは、ユニークで貴重な資料であり、歴史、文化教育、地理、風水、医薬、書道芸術などの面に関する高い価値を持っており、国内外の研究者の関心を集めています。九鼎の彫刻模様は、昔のまま維持されており、グエン王朝の浮き沈みを目撃する歴史の「証人」であるとされています。特筆すべきことは、この記憶遺産は、昔のままの画像と漢字の形で表現されるほかにも、九鼎の位置さえも一度も移転されていないとのことです。

なお、フエ宮廷にある9つの青銅の鼎の彫刻模様は、ベトナムと東南アジア諸国との文化交流を示しています。

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