モルドバ EU加盟問う国民投票 僅差で賛成が上回る

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(VOVWORLD) - 旧ソビエトのモルドバでは20日、大統領選挙とEUへの加盟の是非を問う国民投票が行われました。
モルドバ EU加盟問う国民投票 僅差で賛成が上回る - ảnh 12024年10月20日、モルドバの有権者が選挙で投票する様子(写真:THX/TTXVN)

旧ソビエトのモルドバでEU=ヨーロッパ連合への加盟の是非を問う国民投票が行われ、僅差で賛成が反対を上回りました。一方、同時に行われた大統領選挙は、どの候補も過半数の票を獲得できず決選投票が行われることになり、現職のサンドゥ大統領のEU加盟を目指す路線が維持されるのかが焦点です。

旧ソビエトのモルドバでは20日、大統領選挙とEUへの加盟の是非を問う国民投票が行われました。

中央選挙管理委員会によりますと、このうち国民投票ではEU加盟に賛成が50.46%、反対が49.54%で、1ポイント以下の僅差で賛成が上回りました。

大統領選挙では、EU加盟を推進してきた現職のサンドゥ大統領の得票率が42.45%、次いでロシアとの関係も重視する元検事総長のストヤノグロ氏が25.98%となりましたが、どの候補も過半数の票を獲得できず、来月3日に決選投票が行われることになりました。

今回の投票をめぐってモルドバ政府は、ロシアが大規模な買収や偽情報の拡散による選挙介入を行ったとして批判を強めています。

国民投票ではEU加盟への賛成が反対を上回ったもののその差はごくわずかで、再選を目指すサンドゥ大統領にとっては痛手となる可能性があり、EU加盟を目指す路線が維持されるのかが焦点です。(NHK)

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