起工式の様子 |
式典でトー・ラム書記長は、「ベトナム共産党は一貫して、人間こそが発展の目的であり原動力であるという立場を堅持している。国民の健康管理は中心的な政治課題だ」と述べました。
そのうえで、「高齢者の健康管理は深い人道的問題であり、国や社会、家族が、国や地域に生涯を捧げた人々に対して負う責任を示すものだ」と強調しました。
書記長はハノイ医科大学などに対し、高齢者の利益を中心に据え、この施設を地域および国際水準に近づける信頼される高齢者医療の教育・研究拠点にするよう求めました。
また、50歳以上の消費活動に関連する経済、いわゆる「シルバー経済」を段階的に形成・発展させる考えを示しました。トー・ラム書記長は次のように語りました。
(テープ)
「このプロジェクトは、科学技術の発展や民間経済の振興、国民の健康増進といった党と国家の重要方針を具体化するものです。また、高齢者の健康管理分野における長期的な発展戦略を明確に示すもので、このプロジェクトを通じて、健全で人道的、そして持続可能な『シルバー経済』を段階的に育成していきます。高齢者の健康管理は、社会保障の目標であると同時に、医療サービスの革新や人材育成、科学技術の活用を促進する原動力となるのです」
この複合施設は、高度医療、AI活用、医学教育、科学研究、技術移転、高齢者の総合的な健康管理を統合した多機能施設です。
中核となる第1地区は約15ヘクタールで、約2600床の専門医療センターや研究施設、講義棟、学生寮などが整備され、約1万人の学生を受け入れる予定です。
第1期工事は2028年の完成を目指し、全体は2030年の完成を予定しています。