ベトナム東北部クアンニン省の省立博物館が、年間来館者100万人を初めて達成しました。
12日、記念すべき100万人目の来館者となったのは、カナダのトロントから訪れたリオネル・クロッツさんです。博物館からは、地元の特産品である石炭を彫刻した博物館のミニチュア模型が記念品として贈られました。
 2025年にクアンニン省博物館を訪れた100万人目の来館者となったカナダ人観光客、リオネル・クロッツさん（真ん中）が、博物館の関係者から記念品を受け取る（写真：VOV） |
クロッツさんは喜びを語りました。
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「素晴らしい贈り物をいただき、本当に嬉しいです。私はどこを旅しても、その土地の歴史や文化を知りたいと思っています。この博物館は非常に興味深く、私の旅を思い出深いものにしてくれました」
クアンニン省博物館では、世界遺産ハロン湾の豊かな動植物や、ベトナム東北地域の歴史、地元少数民族の文化などを展示しています。
年間来館者100万人の達成は今回が初めてで、昨年の76万人を大きく上回りました。ド・クエット・ティエン館長によりますと、今年は最終的に110万人の来館を見込んでおり、2026年もさらなる増加を目指すということです。ティエン館長は次のように語りました。
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「今後は3D技術やバーチャルリアリティ技術を積極的に導入し、観光客の体験価値を高めるサービスを充実させていきます。クアンニン省の観光振興に貢献していきたいと思います」