（写真：Thống Nhất – TTXVN）

19日午後の定例記者会見で、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は、グエン・スアン・フック首相が、11月21日と22日の両日オンライン形式で開催されるG20首脳会議に出席し、演説を行うと明らかにしました。フック首相の演説は、新型コロナ禍への対応や、経済回復、包括的かつ持続可能な将来づくりなどに集中するとしています。

また、先ごろ開催された第37回ASEAN首脳会議と第15回東アジアサミットで議題として取り上げられたベトナム東部海域（南シナ海）問題に関する記者団の質問に対し、ハン報道官は、多くの国の代表が同海域の最近の情勢に深い懸念を示し、同海域の平和と安定を維持することの重要性を強調したと明らかにしました。また、軍事拠点化など情勢を複雑化させる行動をせず、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法に従って紛争を平和的に解決する必要があるという意見が相次いだとしています。