ファム・ミン・チン首相

席上、チン首相は、「デジタルトランスフォーメーションは、社会経済開発目標を実行する上で重要な課題であり、突破口でもある。今年の国家デジタルトランスフォーメーションの優先事項は、情報技術産業、経済部門のデジタル化、デジタル管理、デジタルデータといった4つの柱でデジタル経済を発展させることだと強調しました。

チン首相は各省庁、地方に対し、今後、レストランサービス、電子商取引、国境を越えたビジネスなどの予算収支におけるデジタルトランスフォーメーションを強化するとともに、国内でのキャッシュレス決済を拡大するよう要請しました。今後の任務について、チン首相は次のように語りました。

（テープ）

「私たちはぞれぞれの企業、一人一人の国民に対し、DXの役割や重要性を宣伝しなければならないこと、ＤＸの推進に投資を優先的に行うこと、ＤＸの展開に社会のあらゆるリソースを動員するという任務を実施するということです」

情報通信省によりますと、近年、ベトナムのデジタルトランスフォーメーションが多くの重要な成果を収めました。具体的には、人口に関する国家データベースが18の省庁、部門、63の省や市に接続されていること、世帯の 80.2% が光ファイバーケーブルを利用したブロードバンド回線を使用すること、すべての村が光ファイバーインターネットに接続していること、昨年のGDPを占めるデジタル経済の比率は16.5%と推定されることなどです。