ガザにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の敷地内を巡回するイスラエルの兵士(写真:AFP/TTXVN) |
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は、イスラエル軍のブルドーザーが10月31日、ヨルダン川西岸のヌール・シャムス難民キャンプにある事務所を損壊したと述べました。短文投稿サイト「X」で、事務所が深刻な被害を受け、もはや使用できないと訴えています。
これに対し、イスラエル軍は責任を否定する声明を発表し、「ヌール・シャムスのUNRWA事務所がイスラエル軍兵士によって破壊されたという主張は虚偽である。テロリストが事務所近くに爆発物を仕掛け、イスラエル軍兵士に危害を加えようとして爆発させた。爆発物が構造物に損害を与えた可能性が高い」と主張しています。
また、イスラエル議会は10月28日、UNRWAの国内での活動を禁止する法案を賛成多数で可決しました。(ロイター)