G20=主要20か国の首脳会議は、ブラジルのリオデジャネイロで18日と19日の2日間の日程で開かれ、石破総理大臣やアメリカのバイデン大統領、中国の習近平国家主席などが出席します。
初日の会議では、飢餓や貧困の対策をどのように進めていくかが話し合われるほか、2日間を通じて、気候変動対策を含む、持続可能な開発などをテーマに議論が行われる予定です。
国連のグテーレス事務総長は17日、気候変動対策について、「アゼルバイジャンで開かれているCOP29の成功には、G20の各国のリーダーシップと妥協が必要だ」と述べて、多国間で協調して課題の解決に取り組む重要性を強調しました。
アメリカでは、気候変動対策に後ろ向きとされ、2国間の交渉を重視するトランプ次期大統領の就任を2か月後に控えていて、G20として立場の異なる国々が国際的な課題の解決に向けてどのようなメッセージを打ち出すのかが焦点です。(NHK)