ズン外務次官

29日、ARF=ASEAN地域フォーラムのSOM=高級実務者会合がオンライン形式で開催されました。ベトナムのSOM団長であるグエン・コク・ズン外務次官率いる代表団が参加しました。

席上、各国は、2021年～2022年までの期間にテロ主義と越境犯罪との闘い、海上安全保障、ネットワーク・セキュリティー、 核不拡散と 核軍縮、平和維持などの分野に関するおよそ20の新たな活動を提出しました。

また、地域の平和維持、繁栄、発展という目標について、各国の代表らは、新型コロナ感染症の予防対策と疫病収束後の回復に向けて協力する必要があると認め、ワクチンへの平等と公平なアクセスの重要性を強調しました。

ベトナム東部海域（いわゆる南シナ海）状況について、代表らは、国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約を則って、あらゆる紛争を平和措置で解決するという原則を強調すると共に、国際法に従ってCOC=海上行動規範を実質的かつ効果的に作成する必要があると訴えました。