ベトナム民謡「ハットサム(Hat xam)」

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(VOVWORLD) -ここのところのハノイ天気は、一日中は涼しくて、過ごしやすい季節になりました。夜に、通りを歩くと、甘くてよい香りがするんです。

こんにちは、ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

ここのところのハノイ天気は、一日中は涼しくて、過ごしやすい季節になりました。夜に、通りを歩くと、甘くてよい香りがするんです。それは、ハノイのホアスアの季節があちこちで咲くことができましたよ。みなさんのお住まいの街はいかがでしょうか?

今日のこの時間はベトナム北部の民謡ハットサムを紹介しましょう。

「ハットサム」というのはベトナム北部独特の節回しの民謡で、封建時代に貧しい歌い手が都会の市場や辻でこれを歌い、門付(かどづ)けで暮らしていました。元々は、目の不自由な人がこの民謡を街中で歌い、生計を立てていました。市場や街頭などで、いわゆる路よのパフォーマンスをしてお金をもらうことで暮らしていました。人生の不運や悲しみ、苦しみを歌ったり、また英雄を讃えたりする内容などがあります。悪を非難する歌詞などもありますよ。北部のニンビン省はユネスコ国連教育科学文化機関に対して、緊急に保護する必要のある無形文化遺産として認定するよう、申請書を作成しています。

では、今日の音楽散歩道では、そんなベトナム民謡「ハットサム(Hat xam)」のアーチストタイン・ゴアンさんの歌声でハットサムをお聞きいただきましょう。

初めに、「お茶の女の子(Co Hang Nuoc)をお送りします。

お聴きいただいた曲は、「お茶の女の子」でした。 

ではおしまいに、「ドンスアン市場」(Cho Dong Xuan)をどうぞ

お聴きいただいた曲は「ドンスアン市場」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、ベトナム北部の民謡ハットサムをお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

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