チンの特集

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(VOVWORLD) -さあ4月ですね。ハノイのこの季節は、いつの間にか、美しいことで有名になってきた気がします。私にとって、春と夏の変わり目と言えば、それは4月なんじゃないかと思っています。これに応えるかのように、周りの新緑や自然などはずいぶんと変化しつつあります。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか?
 
 
こんにちは、ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

さあ4月ですね。ハノイのこの季節は、いつの間にか、美しいことで有名になってきた気がします。私にとって、春と夏の変わり目と言えば、それは4月なんじゃないかと思っています。これに応えるかのように、周りの新緑や自然などはずいぶんと変化しつつあります。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか?

先週、4月1日は故チン・コン・ソンの21回忌を記念する日でした。

毎年彼の命日になると、ホーチミン市ではこの作曲家を偲んでコンサートが行われていました。少し遅くなりましたが、今日のこの時間はもう一度、チンの特集をお楽しみいただきましょう。

チン・コン・ソンは、1939年ダクラク省バンメトートに生まれ、古都フエで育ちました。1958年、彼は、サイゴン大学在学中に創作活動を開始しています。チン・コン・ソン と言えば、ヴァン・カオやファム・ズイとともに現代ベトナム音楽家の大家として知られています。彼は、「私は人生の幻想的な夢について自分の霊感を歌い上げる辻音楽師にすぎない」と自分について語ったことがあります。また、チン・コン・ソンの人生は愛のようだと言われています。その愛の歌は、美しくも悲しみが含まれています。そして、2001年、62歳で亡くなり、2004年には、世界平和音楽賞が贈られています。そして、2015年7月、ハノイ市内に「チン・コン・ソン通り」が誕生しました。

チン・コン・ソンの歌は単なる音楽を超えて、平和を愛するベトナム人の心や憧れを表すものとなっています。彼が作曲した歌は故郷、人間の生命、戦争時中の反戦運動の高揚した気持ちを描いています。

でははじめに「春、君を子守する」(Ru em tung ngon xuan nong

「数千年にわたり、君を子守する

手のひらの5本の指

緑の葉の季節に

君の指は細い、

子守唄のメロディー

君を眠りに誘う雨

おやすみなさい」

お聴きいただいた曲は「春、君を子守する」でした。

続いて「繰り返し咲く黄色い花」(Hoa Vang May Do)をどうぞ

「君は黄色い花のように私の目の前に現れた

君は風のように私の周りを回っている

君を忘れるのは容易ではない

時の流れと共にあなたは私を悩ませる

私は心から君を愛してしまった」

お聴きいただいた曲は「繰り返し咲く黄色い花」でした。

ではおしまいに「悲しい歳月」(Tuoi Da Buon)をお届けします。

「雨が降り続く日曜日に教会に行くが

なぜ悲しく感じるのか

私の髪に付いていたバラの花びらは、なぜ疲れているのか、

長い通りに、突然子守歌がに聞こえてくる」

お聴きいただいた曲は「悲しい歳月」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、著名な作曲家チン・コン・ソンの曲をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

 

 

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