中国と欧州、 関係を強化

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(VOVWORLD) -18日から23日にかけて、中国の李強首相は、ドイツとフランスを公式訪問しました。
中国と欧州、 関係を強化 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
訪問中の1週間には、独仏両国の政界や商工会関係者と幅広く接触し、中国の発展が世界にもたらすのはリスクではなくチャンスだと強調しました。

李首相はドイツ滞在中、政府間の協議や両国の財界人が集まる会議に参加しました。李氏は20日のショルツ氏との会談で、中独の長年の経済関係の深化を強調し、「ドイツが開放的な態度と独立性を維持し、国際ルールに基づいて関連問題に対処することを望む」と表明しました。ショルツ氏が中国の経済切り離し(デカップリング)に反対し、「(経済安保上の)リスク軽減は脱中国化ではない」と語ったと強調しました。ドイツにとって、中国は最大の貿易相手国であるとしています。ショルツ氏は昨年11月、新型コロナウイルスの流行後、G7=主要7カ国の首脳として最初に北京を訪れ、習近平国家主席らと経済協力について意見を交わしていました。中独は気候変動とグリーンモデル転換に関する対話と協力のメカニズムを構築し、貿易や投資、自動車製造、ハイテク、新エネルギーなどの分野での協力を引き続き深化させることで合意しました。

一方、フランスで、22日、マクロン大統領と会談しました。マクロン大統領は「フランスは中国との関係を非常に重視している。両国が効果的な多国間主義を堅持し、世界規模の問題の解決を推し進めるべきだ」と応じたとしています。中国とフランスは協調を強化し、航空宇宙、原子力、農業と食糧などの分野で協力を深める意向を示しました。

今回の中国総理の訪欧を通じて、中独や中仏は実務協力の深化で多くの成果を得ました。そして、変化が絡み合う国際情勢の下で、中国と欧州は「中国を切り離さない」ことと協力を促進する共通認識に達し、世界により多くの確実性をもたらしたとしています。

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