12日、ハノイで開催された第15期国会第9回会議では2025年の省レベル行政単位再編に関する決議が可決されました。この決議により、2025年6月12日からベトナム全国には6つの市と28の省を含む34の省レベル行政単位があります。
「2025年の省レベル行政単位再編」に関する決議は、新たな時代における地方と国家向け発展空間を構築し、行政機構を合理化し、思考を刷新するという強い決意を示すものです。これは、新たな戦略的方向に沿って、地域の発展モデルを包括的に再構築し、人口、インフラ、投資資源を再配分する好機であり、地方および国家の新たな発展時代における迅速かつ持続可能な発展目標の達成に貢献すると期待されます。
 ガン議員(写真: quochoi.vn） |
ホーチミン市選出のチャン・ホアン・ガン議員は次のような見解を述べています。
（テープ）
「ベトナムの行政単位は63の省・市から34の省・市に統合されました。これらの省・市のうち、20の省・市が海に面しています。これは、予算負担の軽減に加え、より重要な発展の推進力があることを示しています。省・市の統合は、面積や人口の単なる足し算ではなく、GDP国内総生産の成長の掛け算なのです」
省レベルの地方政府が活動を開始した後、政府は内務省に対し、中央組織委員会、各省・市党委員会、および関連機関と協力し、省レベルの地方政府の人口規模、自然面積、機能、任務、権限に基づいて職務を策定し、それを基に定員数を決定するよう指示します。その後、管轄当局に幹部、公務員、職員の定員を割り当てるよう提出されます。
 チャー内務大臣(写真: quochoi.vn） |
ファム・ティ・タイン・チャー内務大臣は次のように明らかにしました。
（テープ）
「これまでに政治システム全体が高い統一された決意を持ち、党委員会と政府が並外れた努力をし、特に全国民が統一して喜びを感じる組織改革は、かつてなかったのではないでしょうか。全国の有権者の96％以上、ある地方では99.81％が再編の方針に賛同しています」
ベトナムの各省・市は、資源、文化、観光、産業などそれぞれ独自の強みに恵まれており、統合することで各地方が協力し、互いに補完し合い、より包括的に発展し、地域全体と国の共通の発展を推進することができます。