東北部クアンニン省では、世界環境デーの記念式典とともに、「2025年環境行動月間」がスタートし、6月末まで実施されます。式典で、農業環境省とクアンニン省人民委員会は、ハロン市の漁民やハロン湾管理委員会、観光船事業者に対し、使い捨てプラスチック削減を促進するための、環境にやさしい製品を贈呈しました。さらに、家庭ごみの処理における循環型経済ソリューションに関する展示ブースの見学や体験イベントも行われました。
北部山岳地帯ランソン省では、住民にごみの分別やプラスチックごみの交換によって景品がもらえる活動などを通じて、環境保護への参加を呼びかけました。特に、ランソン市の小・中学生を対象とした「プラスチックごみリサイクルコンテスト」が開催され、資源の節約と環境保護に関する意識向上が図られました。
ファン・クイ・フオン副委員長 |
中部フエ市では、ビンタン、トゥアンアン、フーアン、クアンロイといった海岸地域やラグーンでのごみ拾いウォーキングイベントが行われ、約700人が参加しました。フエ市人民委員会のファン・クイ・フオン副委員長は次のように述べました。
(テープ)
「フエ市を“遺産・文化・生態・景観・環境にやさしくスマートな都市”として建設・発展させるため、我が都市は『フエ四季の花の都市』、『澄んだフオン川』、『60分間で家と路地を綺麗に掃除』など、住民と共に環境保全に取り組む多様なモデルやキャンペーンを展開しています」
南部カントー市では、農業環境局が住民参加による環境清掃・廃棄物処理キャンペーン、都市や住宅地での植樹活動、「農薬容器を景品に交換するプログラム」、および水産資源の回復を目的とした稚魚放流イベントを実施しました。
これらの意義ある活動は、プラスチックごみの排出削減に貢献するだけでなく、環境保護の重要性について地域社会の意識を高めることにも寄与しています。