「ベトナム報道：祖国建設・防衛事業のための忠誠、創造、確固たる精神、革新」をテーマにした2025年全国報道フェスティバルは、6月19日から21日までハノイで開催されました。中央および地方の報道機関80以上が参加し、約130の展示ブースでは、一般紙や専門誌、主要なジャーナリズム教育機関などが展示を行い、経済・政治・文化・社会・国防・安全保障・外交といった分野におけるベトナムの姿が幅広く紹介されました。

一方、18日、ハノイで「模範的若手ジャーナリスト」の表彰式が行われ、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相が、表彰された50人の若手ジャーナリストに祝意を述べるとともに、「若いジャーナリストたちが、より専門的で、人間味とヒューマニズムを備えた革命報道の発展に寄与し、強く豊かな国家をめざす新しい時代、つまり国の飛躍の時代において、祖国建設と防衛の大義に貢献してほしい」との期待を寄せました。

他方、18日、ハノイで党中央宣伝教育・大衆工作委員会のグエン・チョン・ギア委員長は、故グエン・フー・チョン書記長や故ジャーナリスト・フー・ト氏を追悼し、ベテランジャーナリストたちを訪問して祝意を表しました。

また、15日、ハノイで行われた「ベトナム革命報道の発展に向けた制度と政策」をテーマにした懇談会で、チャン・タイン・マン国会議長は次のように述べました。

（テープ）

「報道に携わる者は常に、革命的ジャーナリストとしての倫理観を保ち、祖国と国民のために尽くすことを心に刻まねばなりません。報道機関は、トー・ラム書記長が最近打ち出した『四つの柱となる決議』を含む党の重要方針や、節約・浪費防止の推進、教育・人材育成、国民の健康管理、さらには汚職や不祥事の防止などを広く伝えていく必要があります」

さらに、ホーチミン市では、「ベトナム革命報道：民族と共に歩んだ100年」と題する展示会が開催され、革命報道の100年の歩みを生き生きと伝える100枚の写真が展示されました。

この機会に、全国各地でもベトナム革命報道100周年を記念する式典や、地方報道賞の授与が行われました。

こうした実践的な活動は、ベトナム革命報道を支えてきた世代の大きな貢献を称えるとともに、現代のジャーナリストたちに対し、継承・革新・発展の精神を呼び起こし、より専門的で現代的かつ人間味あふれる報道の実現をめざす契機となっています。