ド・フン・ビエト外務次官 |
2月25日から26日の2日間で国内外から600名を超える参加者を集めたフォーラムの成果についてド・フン・ビエト外務次官は次のように語りました。
(テープ)
「今年は量と質の両面で飛躍的な進展を遂げました。参加者数の増加はASEAN内外のパートナーや専門家からの高い関心を示すものであり、内容面でも質の高い議論が展開されました」
ベトナムは本フォーラムを通じて、単なる参加国ではなく地域の戦略的課題に対する方向性を示す重要な役割を果たしました。特に、グローバル課題に対するASEANの対応力強化に向けた実践的な提案を行い、多くの重要議論を主導しました。活力ある強靭なASEAN構築に向けたメンバー国の決意を高めることに貢献しました。ビエト次官はさらに次のように語りました。
(テープ)
「新時代におけるベトナムのASEAN参加は、より高い次元が求められています。加盟国としての責務を果たすだけでなく、共通課題への解決策を見出すため新たな発想を提案していく必要があります」
カオ・キムホンASEAN事務総長 |
一方、カオ・キムホンASEAN事務総長もベトナムの貢献を賞賛し、次のように語りました。
(テープ)
「強靭で革新的、人間中心のASEAN構築に貢献するフォーラムの継続開催に向けたベトナムの取り組みを高く評価します。今年のフォーラムは地政学リスクから新技術、気候変動まで、ASEANが直面する重要課題への解決策を示しました」
今回のフォーラムの成功は、ベトナムが団結した包括的で強靭なASEAN共同体構築において積極的役割を果たす決意と、2045年ASEAN共同体ビジョン実現への貢献姿勢を改めて示す機会となりました。