青果の輸出額 第一四半期に10億ドル超過

Chia sẻ
(VOVWORLD) -ベトナムの青果の輸出額が第一四半期に10億ドルを超えたのは、今回がはじめてです。
青果の輸出額 第一四半期に10億ドル超過 - ảnh 1マンゴーがオーストラリアとアメリカに輸出されている。(congthuong.vn撮影)

2024年3月に、ベトナムの野菜と果物の輸出額は、4億3300万ドルに達し、先月と昨年同期と比べ、それぞれ33%と4%増加すると予測されています。これにより、今年の第一四半期に、青果の輸出額は12億5000万ドルに達し、昨年同期と比べ27%増となっています。ベトナムの青果の輸出額が第一四半期に10億ドルを超えたのは、今回がはじめてです。

農業農村開発省によりますと、今年、青果部門の伸び率は昨年同期と比べ15%∼20%に達するとのことです。豊富な農産物は、国内消費に応えるだけでなく、大量に輸出されることにより、付加価値の向上に役立つとされています。現在、ベトナムの青果は、高い品質と多種多様な種類により、殆どの大きな市場であるアメリカ、中国、日本、韓国、欧州連合などに輸出されるようになっています。

国家農業奨励センターのレ・コック・タインセンター長は、「市場機会をうまく活用するとともに、バリューチェーン連携を強化すれば、青果の今年の輸出額は昨年の56億ドルを上回る可能性がある」明らかにし、次のように語りました。

(テープ)  

「1 種類の製品しかを製造しない場合、その製品の需要は変化する可能性があります。ですから、製品を持続可能にするためには、バリューチェーンを構築する必要があります。例えば、栽培、手入れ作業に先進的科学技術を導入したほか、加工、保管、消費において、関連企業と連携するということです。これにより、製品の付加価値を向上させ、持続的に輸出することができます」

現在、ベトナムには、輸出向けのドラゴンフルーツ、マンゴー、スターアップル、バナナ、ザボン、パッションフルーツ、種なしレモン、リュウガン、ライチ、唐辛子、ブラックゼリーなどに関するおよそ7000の登録生産園地番号、および1600あまりの登録こん包施設番号があります。

青果の輸出額 第一四半期に10億ドル超過 - ảnh 2ナム次官(chinhphu.vn撮影)

チャン・タイン・ナム農業農村開発次官は次のように明らかにしました。

(テープ)

「輸出向けの全ての製品は、登録生産園地番号と登録こん包施設番号を表示しなければなりません。業農村開発省の指導を受けて、各地方や企業、協同生産組合、および農民は輸出市場の規定を遵守しています」

農業農村開発省は、今年中にも、青果の市場開放を目指して、重要な市場との交渉を継続する方針です。

ご感想