持続可能な開発に全力を尽くす

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(VOVWORLD) -持続可能な開発は第13回全国党大会の文献草案にも盛り込まれる重要な問題となっています。

経済・社会・環境の持続可能な開発は、ベトナムの差し迫った需要であり、必然の流れとなっています。そこで、政府は、持続可能な開発のための2030アジェンダの実現に関する国家行動計画を早期に発布しました。その中で、経済・社会・環境に関わる具体的な115の目標が設定されています。

さらに、持続可能な開発は第13回全国党大会の文献草案にも盛り込まれる重要な問題となっています。これについて、グエン・スアン・フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、第13回全国党大会の文献の中に、持続可能な開発に関する目標を設定しています。迅速、かつ、持続的で、高いスピードで発展する必要があります。これは、全党、全国民、政治体制、及び、社会のあらゆるセクターの政治的任務として見なされています。」

また、フック首相は、「ベトナムの党、国家は、引き続き、持続可能な開発のために意志や、政策、力を注ぐ。人は、持続可能な開発の中心である。強固で、かつ、豊かな国民、強固な国、民主的で公正な文明社会のベトナムを築くことは、ベトナムのあらゆる発展段階における終始一貫した原則である」と強調しました。

一方、向こう10年の経済社会発展戦略の中で、ベトナムは、持続可能な開発に関わる具体的な計画と責任を示すと共に、天然資源の効果的利用や、省エネルギー、経済の競争力向上、技術刷新、気候変動対応などに向けた経済体制の完備を加速させる方針です。さらに、グリーン成長や、気候変動対応、持続的な貧困解消、循環経済などに関する国家戦略を足並みを揃えて実施することになります。

フック首相によりますと、来る10月に、ベトナム政府は、持続可能な開発に関する決議を発行させます。また、政府は、国際共同体と共に、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を早期に始動させるように努力します。

各省庁は、社会の持続可能な開発を妨げる生産、消費活動への対策をとると同時に、循環経済の適応を奨励する政策を講じることになります。

SDSN=持続可能な開発ソリューション・ネットワーク、及び、ドイツのベルテルスマン財団が共同で発表した2019年の持続可能な開発目標指数の達成度レポートによりますと、ベトナムは前年から3ランクアップの54位につけました。これは東南アジアではタイに次いで2番目に高い順位となっています。

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